sunsetfreaks fes.を終え。1
チリフェスことsunsetfreaks fesに参加してくれた皆さん、YouTubeで配信を見てくれた皆さん。差し入れを会場に届けて頂いた皆様、そして、対バンの仲間達。2日間、本当にありがとうございました!
菅野です。
フェスティバルでした!
想像を遥かに超えた2日間でした。。おそらく俺たちが考えてる以上に、皆んながチリフェスを思ってくれていたんだと思います。
チリのライブはどうだったでしょうか。皆さんの期待に応えられたでしょうか。今でもちょっと不安です。もう終わったのにね。笑
いま、皆んなの感想をSNSで見ながら、気持ちを整理していました。自分が書く前に、皆んなの気持ちを知りたくて。
いつも思う。今回だって。企画が成功したのかどうか。そんなことばかり考えてて、自分のプレイの事など出番が来るまで考えてなかった。ギターはケースに入れたまま。自分が下手だったことを、最後のライブ20分前に思い出して焦った。
久しぶりにフリークスのステージに立って、久しぶりに人だかりのフリークスを見れた。向かいにはヒロポンさんとトモとミナピが居る俺達の光景。ヒロポンさんはチリが大好き過ぎで、トモは最後までチリに厳しくて、ミナピはいつも曲を褒めてくれて展開が変過ぎる事を楽しそうに話してくれてた。俺にとっていつものやり取りが幸せだった。
もうみんなにとってチリも潮時だろうなと思うことはいつもあった。そんなこと考えるなんてダメだなと思う事もあったけど、1人で自問自答するばかりだった。
そこでメンバーに相談できない俺の弱さがあった。俺たちはいつも昼行灯で、フワフワ風任せな生き方が、チリチリだった。風に吹かれ、いつのまにか居なくなってるのも良いかもなって思うこともあった。
バンドを離れようと思ったのは春。イベントの期待に答えられない日々が何度も続いた時、俺はバンドの存続より引き際を考えた。人様に迷惑をかけてまでやるもんじゃないと思ったのが素直な気持ちだった。
非現実を味わいたい楽しさだけでバンドをやるもんじゃないといつも思っている。作品を作る、披露するということは、いつも一世一代の大業。なぜその曲が生まれ、なぜやるのか。何を歌いたいのか。何を見せたいのか。
その答えはわかったのか、と思うと、残念ながら今回もわからなかった。なぜなら幸せ過ぎた。
企画したストーブライブもみんなのおかげでドンピシャの仕上がりだった。フリークスからの漏れ音と、街に少し響いてるテントの中の穏やかな音や笑い声、手拍子。全てが完璧だった。
音楽は、ハラキリじゃない。
私からあなたへ送るメッセージ。何かのきっかけだ。自分が考えていることに矛盾すら感じるほどの比現実感と幸福感だった。
そんなことわかっているつもりだったが、今回ばかりは様子が違った。
続く
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